【丸出し】メール制作運用を10年やってわかった「10個の改善極意」(前編)
こんにちは玉子です!
ガラケー時代からメールの制作運用を10年強やってきて、実際の配信結果や時代の潮流、長年の経験則からわかった「メール制作の10個の改善極意」を前編・後編に分けて公開します。
※メール制作運用の参考として筆者の経験に基づく情報提供を目的としたものであり、配信効果等については保証いたしかねますこと、あらかじめご了承ください
改善極意(前編)
1.「読者」は面倒くさがりだと思え
- メールソフトやアプリを開くのが面倒くさい。
- 受信トレイの未開封メールを一つ一つ確認するの面倒くさい。
- 開いたメール読むの面倒くさい。
- リンクいっぱいあって面倒くさい。
他にもいろいろあるでしょう。
この「面倒くさい」をどれだけフォローして差し上げるか。それが改善のポイントになります。
2.メールは読まれない、見るの
メールって、読まれると思ったら大間違いです。
まずは「見る」ところから始まります。
- 見る
- 目に留まる
- 読む(あるいはクリックする)
もし「いきなり読まれる」という前提であれば、改めましょう。
「見て、目に留まる」という流れを意識すれば自ずと改善の方針が見えてきませんか?
3.チェックが面倒なメールは反応率が悪い
作ったメールは誤字・脱字が無いか入念にチェックしますよね?
ものすごい長いメールとか、チェックのときに読みづらいメールとか、単純に面倒くさくないですか?
「作り手」が面倒に感じるメールは、概ね「読者」も面倒くさいです。
これも改善のヒントになるでしょう。
4.「企業」が言いたいことは「読者」が不要なこと
良いメールは読者が「知りたいこと」が書かれています。
一方で、悪いメールは企業が「言いたいこと」が書かれています。
「だから何なのか」、が「読者」の知りたいことです。
たとえば、以下のような場合、
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「だから?」
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のような感じに書き換えることができます。
5.人気コンテンツはどこに移動してもクリックされる
あるクライアント様のメールで、「人気コンテンツ」への入り口となる「バナー」を実験的にあちこち移動してみたのです。結果、最下部にひっそり置いても最もクリックされる結果となりました。
4番と重複しますが、やはり「読者」が求める情報をきちんと理解して提供しているか、というのがとっても重要なのです。
前編のまとめ
「企業」が思っているほど、「読者」はメールを読もうとはしません。
いかに「読む必要がある」と感じてもらえる情報提供ができるか、そして、そのメールがいかに「楽」に読める作りになっているか、がポイントになります。
そのためにも、メールの本当の目的や、メールが最適なツールなのか、今一度改めて見直すことはとっても大切です。
改善極意の後編は、もう少しクリエイティブに寄った極意をお届けします。