KAIZEN TECH BLOG

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企業はInstagramに取り組むべきなのか?現状と活用のポイント!Vol.3

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こんにちは!HIROです。

前回の続きになります。
本日は、Instagram運用のポイントについて書いていきたいと思います!

企業がInstagram運用で押さえるべきコト

1. 企業アカウントとしてのコンセプトを明確にする

一般ユーザーであれば、食事、風景、セルフィーなど、自分の趣味に合わせて自由に投稿を楽しむコトかと思いますが、
企業目線では「公式メディアとしての発信」になるため、TwitterFacebookと同様に、ある程度コンセプトや目的を事前にすり合わせた上でスタートするのがベスト!

2. Instagramの運用体制の確保

投稿する素材の準備や制作、投稿内容の確認、反響の分析、コメントへの対応など、社内の関係者や協力会社との確認フローが明確になっていることが重要。
既存のSNSを管理している部署や担当者がそのままInstagramの運用も行うケースが一般的ですが、改めて運用体制やフローを明文化・再確認しておくと安心です。

3. 他メディアとの連携

Instagramには、TwitterリツイートFacebookのシェアのような投稿を拡散する機能が今のところない状態です。
そのため、単体で活用するよりも、既存のSNS、Webサイト、メルマガなどから定期的に誘導したり、リアル媒体、イベント、キャンペーンを絡めて利用促進したりするなど、既存のチャネルとのシナジーを検討することも大事なポイント。


「劇場版 MOZU」公式アカウント
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エンタメ系はInstagramとの相性が良く、MOZUではTwitterFacebookの相互誘導、動画の内容・尺の長さによるYouTubeとの使い分け、
LINEスタンプの紹介など各SNSの特徴に合わせて運用し、劇場への動員促進につなげていたようです。

また、広告活用の他にインスタグラマーと呼ばれるフォロワー数の多いインフルエンサーを起用して関連する写真を投稿してもらったり、フォトコンテストのような企画を実施してキャンペーンを活性化させることも可能。

Instagram最大の特徴「ハッシュタグ」を使いこなす

写真と動画どちらの投稿においても、Instagramで重要なのはテキスト内に追加する「#」で始まる「ハッシュタグ」です。
ユーザー同士が同じハッシュタグによって共通の趣味や状況を共有し、共感を促すための重要な手段なので、写真に添えるテキスト文と同時に考えることが必要。

Twitterハッシュタグは多くても2個程度が通常で、それ以上付けると、うるさいイメージを与えてしまいますが、Instagramの場合は10個記載しても不思議と違和感がないです。
「グローバルで利用頻度が高いハッシュタグは「#love」「#happy」「#follow」などですが、一般的なワードは共感の深度も浅いので、投稿する自社の商品・サービスに関連性が高い適切なハッシュタグを付けるように心がけると良いと言えます。
たとえば「#社名」「#商品名」「#キャッチコピー」「#場所」「#地域名」などを追加する。


無印良品の公式アカウントの投稿例

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「#収納」「#ソファ」などがハッシュタグです。

ハッシュタグと通常のテキストやコメントの一番の違いは、「検索ワード」として機能するか否かです。
GoogleYahoo!での検索は、タイトルであっても本文であっても、一様に検索結果として表示されます。
しかしインスタグラムの場合、通常のテキストやコメントは検索対象にはならず「#ハッシュタグ」だけが検索対象となります。


「#チョコレート」「#チョコ」「#chocolate」のハッシュタグの検索結果

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日本人だと渡辺直美さんはインスタグラムで非常に人気が高く、この記事を見ている方も、もしかしたらフォローしているのではないでしょうか。
そういった影響力のある人のハッシュタグを真似して、トレンドに乗っかっていくのも一つの手です。

▼人気おすすめハッシュタグランキング
インスタグラム人気おすすめハッシュタグランキング【2018年冬版】


今日はここまで、今回がシリーズ最後になります。
また~!

Vol.1の記事はこちら。
kaizentech.hatenablog.com

Vol.2の記事はこちら。
kaizentech.hatenablog.com